きくデザイン制作室様 導入事例
今回は理想科学工業(RISO)のデジタルスクリーン製版機「MiScreen a4(マイスクリーン エーフォー)」を導入していただいた「きくデザイン制作室」の久延様に導入インタビューを行いました。
導入を決めた理由や実際に使ってみた感想などをお話いただきました。
- きくデザイン制作室 とは -
岡山県赤磐市でwebからデザイン、動画制作まで幅広い情報ツールの企画、作成を行っているデザイン制作会社です。「気持ちが、情熱がきちんと伝わる媒体を生み出したい」という想いのもと、活動されています。
~ マイスクリーンのように、
早くて小回りの利く仕事を ~
- パッケージやグッズを作るときに、大量に作る前に自分で試してみたいという思いがありました。
シルクスクリーンの機械を導入しようと思ったきっかけは何ですか?
パッケージやグッズを作るときに、大量に作る前に自分で試してみたいという思いがありました。シルクスクリーンでプリントしたらどうなるかなっていうのを見てみたいと。
外注もできますが、時間がかかりますし、それを手軽にできたらなと思って今回導入させていただきました。
また、エコバッグやTシャツ等、お客様からご相談いただくことも度々あったので、シルクスクリーン機を導入することで「1枚から」小回りの効くご要望に答えられると思いました。
シルクスクリーンの機械の中で、マイスクリーンを選んだ理由はどんなところでしょうか?
GOCCOPRO100と比較していたのですがサブ的な業務で使用するにはマイスクリーンがちょうどいいかなと思いました。
価格やサイズの面でも導入しやすかったので。
マイスクリーンは小型なので、持ち運びできるのがすごくいいですね。
ユーロポートで選んでいただいた理由、購入の決め手となった点はありますか?
ユーロポートの営業の方がこちらの要望通りにセットを組んでくださって、とてもありがたかったです。
- 自分の手元ですぐにできるっていうのは手軽ですごくいいですね。
マイスクリーン導入後の活用例を教えてください。
大家さんがブドウ農家で、せっかくなら既成の箱ではなくおもしろい箱で送りたいと思い、オリジナルでつくりました。
大家さんは目を点にして驚いてましたし、送った方にも大変喜んでもらえました。
他にもTシャツやバッグを刷りました。
住んでいる集落で代々続く花見があるんですけど、そこでビンゴ大会をするんです。
上位3人がもらえる景品として、今年はちょっとオリジナルのTシャツを出してみようと、ふと朝、思いつきまして。地区の名前「延定」とデザインしたTシャツを作ってもって行きました(笑)
思っていた以上にみなさんに喜んでいただいて、例年以上に和やかなお花見となりました。1位のおじいさんは大喜びでした!
エコバッグにも刷って「延定エコバッグ」も作りました。
版があればいろいろ作れるので、グッズ展開も簡単ですね。
使ってみて感じた、マイスクリーンの良いところはありますか?
やっぱり小回りが利くことですね。
たとえ失敗してもすぐ切り替えて作れるので、いいなと思います。
外注だとすぐには試せないですものね。
ここは街から離れているので、スクリーンの業者に出向くには少し時間がかかります。
通販で発注するにしても時間のロスが気になっていました。
それが自分の手元ですぐにできるっていうのは手軽ですごくいいですね。
マイスクリーンの操作性や機能性はいかがですか?
データの送信はビックリするくらい簡単なので逆に拍子抜けするぐらいでした。
本当にこれでできているんだろうかって再度転送してしまうくらい簡単でしたね。
製版のフレームは主に紙フレームを使っています。
安いので、いちいち貼り直さずに、スクリーンを張ったまま版をストックしているという感じです。
紙フレームは軽くて薄いので、ストックしてもかさばらないのが嬉しい点です。
マイスクリーンと一緒に購入されたプレス機ponto(ポント)の使い心地はいかがでしょうか。
最初は少し操作が分かりにくいと感じましたが、使い始めると問題ありませんでした。
シルクスクリーンは割と工程が多く、流れ作業をスムーズにすることが肝です。
MiScreenとポントを2つ並べて、プレスしている待ち時間に次の版をセッティングする、そんな感じで作業できています。
ポントがあるおかげで流れ作業ができ、助かっています。
ただ、正直、ライトが光るのがちょっと派手だと感じています。
まあかわいいのでいいんですけど(笑)
お仕事の中でシルクスクリーンを使うことはありますか?
ブランディングの一環として提案できることが増えました。
店主のTシャツを作ったり、のれんをつくったり、看板をつくったり。
現物をすぐに作って見せられるので、イメージがダイレクトに伝わりやすく、話が早いです。提案するときに現物があるっていうのはすごく強いですね。
具体例でいうと、先日は酒屋さんののれんを作りました。
ブランディングの中で、その酒屋さんオリジナルのお酒の名前をのれんにするのが良いと思ったんですけど、予算の制限もあって。外注すると価格も高いし日数もかかるところを、MiScreenで内製化して予算内で作ることができました。
- マイスクリーンのように早くて小回りが利いて、そのお客様に合った仕事、というのやっていきたいです。
マイスクリーンで今後作っていきたいものや、やっていきたいことはありますか?
紙に刷る案件はあんまりないんで、紙に刷って遊んでみたいなと思います。
ポストカードとか、ポスターを作るのも楽しそうですね。
今後のきくデザイン制作室様の展望をお聞かせください
小さき声でも堂々と気持ちが、情熱が きちんと伝わる情報の出し方ができれば世の中は少し、いい方向にもっていけると信じています。いいものを作っている人、いい仕事をしている人、まじめで愚直な人の力になる仕事がしたいとおもいます。
マイスクリーンのように小回りが利く、そのお客様に合った仕事を目指します。
- 今回導入した機械 -
-
MiScreen a4
メーカー:理想科学工業(RISO)
最大A4サイズのマスターが製版できる卓上サイズの小型デジタルスクリーン製版機。
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Ponto(ポント)
メーカー:ユーロポート
コンパクトでリーズナブル。今まで家庭用アイロンで行っていた熱圧着が安定したクオリティーで作成可能です。
- きくデザイン制作室 -
公式サイト:https://kikudesign.jp/category/home/
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