Petit Atelier Le Lien様 導入事例
スキャンカット「SDX1010EP」(ブラザー)を使用しているPetit Atelier Le Lienの宮尾様にインタビューを行いました。機械の購入を決めた理由、実際に使ってみての操作感や活用方法などを聞いてみました。
- Petit Atelier Le Lien(プチアトリエ レリアン)とは -
スキャンカット(SDX1010EP)を使用して、カルトナージュ作品、アイロンプリントシートやステッカー等、イラスト+フランス語の文言を中心に作品を制作されています。
Lienはフランス語で「絆」「ご縁」を意味し、ショップ名には「素敵な絆、ご縁がありますように」という願いが込められています。
皆様の「有ったら良いな」のお手伝いが出来たら…との思いから、オーダー製作も行っています。
~「有ったら良いな」から始まるものづくり~
- 「すごく面白そう!」と思ったのが大きなきっかけです
カッティングマシンを購入しようと思ったきっかけはなんですか?
Instagramで仲良くしているフォロワーさんが、副業でアイロンプリントシートを使った作品を販売していると知りました。それを知った時に「すごく面白そう!」と思ったのが一番大きなきっかけです。その時に初めてカッティングマシンというものを知りました。
自分で作ったものを売ってみたいなと思っていたので、そのための先行投資としてこれは絶対にあったほうが便利だなと思いました。
カッティングマシンの中でもスキャンカットを選んだ理由はなんですか?
一番の理由はMacのパソコンを使っていることです。OSがMacに対応しているかどうかで選択肢がカメオかスキャンカットに絞られて、その2つでずっと悩んでいたんです。
その中で、スキャンカットにはモニター(ディスプレイ)が付いていて、簡単なものなら内蔵データを使ってパソコンがなくても手軽に作れるっていう点がすごく魅力的だったので、そこでスキャンカットに決めました。
購入前に不安だった点はありますか?
パソコンでデザインを考えないといけないと思うとすごくハードルが高かったです。また、デザインが描けてもそれをカッティングマシンにうまく送れるかというのが不安でした。
でもそれは内蔵データを使えばスキャンカット本体だけでもデザインできますし、もっとオリジナルのものを作りたいときは専用ソフト(キャンバスワークスペース)があるので気軽に送れました。Macにも対応していますし、専用ソフトは非常に役立っています。
- いろんな種類やサプライ品を扱っていて、
一番信頼できると感じました
ユーロポートを知ったきっかけは何ですか?
どのカッティングマシンを買おうかと迷ったときに「カッティングマシン」で検索をかけました。いろんなサイトが出てきましたが、その中でユーロポートさんが一番いろんな種類やサプライ品を扱っていたので、一番信頼できるんじゃないかなと感じました。
ユーロポートのHPで特に参考になったページはございますか?
実際に使っている方の作品写真が載っているページを見て「あぁ、こういうのが作れるんだな」と参考になりました。結構いろんな素材で作れるんだなと感じました。
自分の中で「こういうものを作りたい」という漠然としたイメージがあったので、それに近いものが載っていることで「ちゃんと作れるんだ」と安心しました。
- 同じ形をどんどんカットしてくれるので、楽だわ~と思っています
スキャンカットを購入後、どのように活用されていますか?
アイロンシートを貼ったバッグの販売を行っているので、主にアイロンシートのカットに使っています。 イラストを描いて、キャンバスワークスペース(専用ソフト)に取り込んでトリミングして、それをスキャンカットに送ってカット、という感じです。
他にもカルトナージュ作品を制作しているので、手帳カバーの台紙の型紙を作りスキャンして、データを保存することで台紙を量産する使い方もしていますね。同じ形をどんどんカットしてくれるので、楽だわ~と思っています。
実際に使ってみていかがでしたか?
スキャンカットさえあればいろんなものが作れるっていうのが本当に大きいです。
私用で簡単に何か作りたい時に、パソコンを立ち上げるのも面倒くさい場合は、スキャンカットに内蔵された文字やイラストでデータを作ります。
以前内蔵データでアイロンシートをカットして貼り付けたエコバッグを人にプレゼントしたことがあるのですが、自分で作ったの!?と驚かれました。普通に既製品だと思ったらしいです。それだけのクオリティのものが手軽に作れるっていうのが良いポイントですね。
スキャンカットでお気に入りの機能はありますか?
アイロンシートのカットに使うことが多いので、データの反転をボタン一つでできるのは楽ですね。
また、カストリ枠を付ける機能も便利です。カストリ枠があると作業が早く進みますし、シートを無駄にせずに済みます。
使ってみて難しいと感じたところはありますか?
カットできる素材についての見極めが難しいです。カルトン紙は1mm厚は切れても2mm厚になると切れなかったりと、カッティングマットの消耗度合いとの関係もあると思いますが、その判断をするのが難しいと感じました。
操作面では、スキャンカット自体の操作はボタンひとつで思うようにできるんですが、キャンバスワークスペースの方が少し手こずっています。アドバンスドイメージトレース機能での画像の読み込みがうまくできずに手作業で修正したり、直線が思うようにひけなかったりと、操作の難易度が高いです。まだ全部を使いこなすのは難しいですが、使いこなせたら作品の幅がもっと広がるなと感じます。
- いろんな素材が切れるので、革のカットもしてみたいです
今後作りたいもの、やってみたいことはありますか?
いろんな素材が切れるので、アイロンシート以外に最近使い始めた革もきれいな形にカットしたものを作りたいなと思っています。
カルトナージュの手帳カバーやスマホカバーを作っていて、それに装飾できるようなパーツを革でカットしたり…と考えています。
電源が確保出来れば外でも使えるので、イベント等でペーパークラフトのワークショップもやってみたいです。
- 今回紹介した機械 -
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小型カッティングマシン
スキャンカット [ScanNCut]SDX1010EPメーカー:ブラザー(brother)
好きな図柄をスキャンしてその場でカット!
パソコン要らずのスキャナー内蔵カッティングマシン
- Petit Atelier Le Lien -
販売サイト:https://minne.com/@10mo3-room
Instagram:https://www.instagram.com/le_lien20210808/
- お役立ち記事 -
スキャンカットを実際に使っている方の作品写真がたくさん!
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