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トレーナーやバッグにも!簡単シルクプリント「Tシャツくん」でグッズを自作しよう

2022年05月18日

おうちで簡単にシルクスクリーンプリントが楽しめる「Tシャツくん」。
名前の通りTシャツを作るだけのものだと思っていませんか?
Tシャツくんはシルクスクリーンの版を作るための機械ですので、何に刷るかはあなた次第。

Tシャツ以外にも、トレーナーやトートバッグ、靴下だって作れちゃいます。
今回はユーロポートスタッフが、Tシャツくんを使ってTシャツ以外のグッズを作製してみます!

そもそもシルクスクリーンプリントって?

シルクスクリーンプリントは昔からウエアプリントに使われていた印刷手法で、シルクプリントやシルクスクリーンと呼ばれることもあります。
印刷の原理は単純で、メッシュ状のスクリーンに孔(あな)を開けた版を作り、そこにインクを乗せて刷ります。

シルクプリントの仕組み

ステンシルに近い感じ、といえばわかりやすいでしょうか。
1つ版を作れば、同じデザインを何枚も刷ることができます。
本来この版を作るためには大掛かりな設備とかなりの時間が必要なのですが、Tシャツくんを使えばおうちで、しかも短時間で版を作ることができるんです!

Tシャツくんの使い方はこちらの動画をご覧ください。


一枚のイラストからオリジナルグッズ展開

それでは早速オリジナルグッズを作っていきましょう!
今回はこちらのイラストを原稿に使用します。

使用する絵

Tシャツくんの製版手順に従って、版を作りました。

版の作成

簡単にスクリーンが張れるフレームと、短い露光時間でOKなスクリーンがありがたいですね。
製版方法をしっかり確認したい!という方は、こちらの記事がおすすめです。

トレーナー

まずはシンプルな刷り方でトレーナーに刷ってみました。

刷ってみた

刷ってみた

刷ってみた

きれいに刷れました!
1色だとすっきりとおしゃれな印象になりますね。 秋冬ファッションや、部屋着なんかにも使えそうです。

パーカー

続いて2色刷りでパーカーに刷ってみました。
2色刷りは、インク同士が重ならないように配置していつも通り刷るだけでできます!

パーカーに刷ってみた

パーカーに刷ってみた

パーカーに刷ってみた

色の組み合わせが良い感じですね。
種類が豊富なインクでさまざまな組み合わせが楽しめそうです。

模様の間隔が狭いとインクが混ざってしまう可能性があるので、
間隔が広いほうが安心ですよ!

今回のデザインは模様同士の間隔がかなりギリギリでした…。

トートバッグ

続いてマーブル刷りでトートバッグに刷ってみました。
マーブル刷りは2~3色のインクをランダムに配置して刷る方法です。

マーブル刷り

マーブル刷り

マーブル刷り

予想できないデザインになるのが楽しくておすすめです。
エコバッグとしても使えそうですね!

靴下

版の一部にだけインクを乗せて刷れば、小さな素材にも対応できます。
インクを通したくない部分には紙を敷いたり、マスキングテープで版の孔をふさいだりします。
今回はインクを通したくない部分に裏からマスキングテープを貼りました。

靴下に刷ってみた

必要な部分にだけインクを乗せて刷ります。

靴下に刷ってみた

靴下に刷ってみた

靴下に刷ってみた

シンプルな靴下が自分だけのオリジナルデザインになるのが嬉しいですね!

素材次第で幅広いグッズ作製ができる!

一枚のイラストから、さまざまなグッズを自作することができました!

自作したグッズ

同じ柄での量産が可能なので、

・バンドグッズとして同じ柄のTシャツ、パーカー、タオルなどグッズ展開したり
・サークルや部活でのおそろいTシャツ、トレーナー、法被(はっぴ)を作ったり
・文化祭や学園祭でのクラスTシャツをみんなで作ったり
・オリジナルバッグや靴下を作って販売したり

……と、いろいろな場面で大活躍です!

ユーロポートならインクやスクリーンの種類が豊富!

ユーロポートでは水性一般インクの他に、パステルインク、蛍光インク、発泡インク、蓄光インク、ポリウレタンインク、油性インク、ナイロンインク、マルチインクなど、全9種類(2022年5月現在)のTシャツくん専用インクを取り扱っております。

Tシャツくん本体のサイズも、通常のミドルサイズの他に

・ワンポイント印刷におすすめの「TシャツくんJr(ジュニア)」
・22×36cmと大きな印刷ができる「Tシャツくんワイド」

がございます。
ご自身のプリントしたいものや、サイズに合わせてお選びください。

シリーズ一覧

スクリーンも、各サイズ4種類のメッシュ数を取りそろえております。
メッシュ数によって得意なインクやデザインに違いがございます。

スクリーンのメッシュ数

スクリーンのメッシュ数は、数字が大きいほど目が細かくなります。
60メッシュが一番目の粗いスクリーンで、インクが落ちやすく、目詰まりしづらいのが特長です。
大きな面にインクを落とすようなデザインに向いています。

230メッシュが一番目の細かいスクリーンですが、こちらは油性インク専用です。
水性インクで繊細なデザインを印刷したい場合は、Tシャツくんセットに付属する標準スクリーンの120メッシュがおすすめです。

80メッシュは標準よりやや粗いメッシュです。金銀インクでのプリント時にご使用ください。

好きなサイズ、インク、デザインで自作グッズを楽しもう!

いかがでしたか?
プリントする素材やインクの乗せ方で、できるものは無限大です。
作れる物もデザインもあなた次第の「Tシャツくん」で、ものづくりを楽しみましょう!

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