溶剤インクジェットプリンターの導入を検討する際に立ちはだかる壁として、導入コストと設置スペースの問題があると思います。
そんな方にはローランド ディー.ジー.製の「BN-20」というプリンターをおすすめします。
では一体なぜこのプリンターがおすすめなのかというのをご説明していきます。
初めての溶剤プリンターを検討する方から、買い替えをお考えの方まで必見の内容です!
それでは早速それぞれの基本的なスペックの説明に移っていきたいと思います。
低価格、省スペースを実現した溶剤プリンターBN-20とは?
BN-20は狭いスペースにも設置可能なコンパクトな設計で、溶剤プリンターにしては小型ながらA2サイズの出力が可能です。
また、プリント&カット(P&C)機能を搭載している点が特長です。
導入の際にプリンターとカッティングマシンを別々で購入する必要がないのでステッカーやラベルを作成するのにとても人気な機種となっております。
導入費用、コスト、スペースを大幅に削減したい方におすすめです。ここまでコンパクトながら高い印刷解像度を誇り、品質の高い印刷・出力が可能となっているのもおすすめのポイントです。
- スペック表 -
BN-20 | BN-20A | |
---|---|---|
インク色数 | 最大5色6種類(C/M/Y/K/W/Mt) | 最大4色4種類(C/M/Y/K) |
最大解像度 | 1,440dpi | 1,440dpi |
最大印刷幅 | 480mm | 480mm |
プリント&カット機能 | 有り | 有り |
プリンターサイズ | 1,009(W)×582(D)×293(H)mm | 1,009(W)×582(D)×293(H)mm |
重量 | 36kg | 36kg |
対応ソフトウェア | VersaWorks6(標準付属) | VersaWorks6(標準付属) |
対応OS | windowsのみ(※mac非対応) | windowsのみ(※mac非対応) |
価格 | オープンプライス | 1,248,060円(税込) |
そんなBN-20には「BN-20」と「BN-20A」という2つのモデルが販売されています。
ではこの2機種は何が違うのでしょうか?サイズ、プリント&カット機能など変わりませんが、インクの数が違います。表にあるようにBN-20とBN-20Aの最大の違いはホワイトインクの有無です。
BN-20Aはホワイトインクを使用しないモデルとなっており、価格も他の溶剤プリンターと比べ低価格を実現しています。
では、私はどちらの機種が合っているのかと思いませんか?それぞれの特徴を解説しながら、最適な機種を導き出してみましょう。
まずはホワイトインク搭載のBN-20はこちらのお客様におすすめです。
金、銀、透明など特殊な色のメディアに印刷したい!
ホワイトインクがあることで金や銀、透明といった特殊な色のメディアにも、はっきりとデザインを表現できます。
下の図のようにホワイトインクを印刷することによって、透明のメディアでも裏が透けません。
金、銀、透明など白色以外のメディアを使ってステッカー、屋内外サインを作製したいという方はBN-20がおすすめです。
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裏面(ホワイトインク)
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表面
ユーロポートではアイロンプリントシートからバナー、合皮、ウィンドウディスプレイ用のステッカーなど、様々な溶剤インクジェットメディアを販売しています。
気になる方はぜひご覧ください。
お客様からの要望に幅広く応えたい!シルバーインクで特殊な表現が可能
BN-20にはインクスロットが5つあり、CMYK+ホワイトかCMYK+シルバーから選ぶことが可能です。
シルバーインクを組み合わせることでBN-20Aにはできないような特殊な表現が可能なので、お客様からの要望に幅広く答えられます。
BN-20は主に白色以外の特殊な色のメディアに綺麗に印刷したい、お客様の要望に幅広く対応したいという方に特におすすめです。
次にホワイトインクがないBN-20Aを説明いたします。
そもそも白色のメディアにしか印刷しないという方はBN-20Aがおすすめ!
溶剤インクジェットメディアにはゴールド、シルバーなど特別な色がありますが、白色のメディアにしか印刷しないという場合であればホワイトインクは必要ありません。
溶剤プリントで作りたいもの、事業内容を考慮することでホワイトインクが必要かどうか判断できます。
できるだけ安く溶剤プリンターを導入したい方におすすめ!
導入費用はできるだけ抑えたいというのは誰しもが思うことですよね。
そんなお悩みを抱えている方にはBN-20Aがおすすめです。
BN-20Aは他の溶剤プリンターと比べても価格が安くなっています。理由としては、ホワイトインクを詰まらせないように、インクを循環させる機能を搭載する必要がないからです。
インク循環機能が無い分、本体価格を抑えることを実現しました。
また、サイズはBN-20と同じ1,009(W)×582(D)×293(H)mmと非常にコンパクトなので、設置環境が狭くても省スペース導入できます。コスト、スペースの面でも導入しやすいです。
メンテナンスの負担を減らしたい…詰まりやすいホワイトインクが必要なし!
ホワイトインクはCMYKWのインクの中でも粘度が高く、インク詰まりによる故障を引き起こしてしまう可能性があります。しかし、ホワイトインクがないことでそのような負担が軽減されます。
白色のメディアへの印刷がメイン、価格を抑えたいという方はBN-20Aがおすすめです。
おわりに
BN-20とBN-20Aで悩んでいる方、違いが分からないという方はこれらの点を踏まえて検討してみると、どちらが自分に最適な機種か分かってくるのではないでしょうか?
もしご不明点、どちらの機種選定でお悩みでしたらお気軽にお問い合わせください!
専門のスタッフがお客様に合った最適な機種をご提案いたします。
お見積もりから、納品、アフターフォローまでユーロポートが一貫してサポートいたします。
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