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シルクプリントで出来る加工とは?|始めるために揃えるべきものは

2021年07月25日


Tシャツのロゴなどのプリントで、一番メジャーな加工法に「シルクプリント」があります。
版を作れば何枚でもプリント出来るので、ユニフォームやバンドTなどオリジナルTシャツの作成には欠かせません。
そして、道具さえ揃えれば誰でも簡単に作ることができます。そこで今回は、シルクプリントを始めるための方法をご紹介していきます。

シルクプリントとは?どんな加工ができる?

私たちが普段着ているTシャツのロゴやイラストのプリントの多くは、シルクプリントが使われています。

正式には「シルクスクリーンプリント」といい、色ごとに版(スクリーン)を作って1色ずつプリントしていく方法です。
大量生産が出来て仕上がりもキレイなので、一般的なプリント方法として広まっています。

加えて、インクの種類も豊富なため、金銀や蛍光色を含む好きな色を選ぶことができるだけでなく、ラメや発泡・ヒビ割れなどの特殊プリントで個性を出すことも可能です。たいていのショップでは、一度版を作れば2回目以降は版代はいらず、プリントの追加料金のみで作れるため、部活のTシャツなど追加注文がある場合は特に重宝します。

ただし、『万能プリント』と呼ばれるシルクプリントですが、細かい絵柄や細い線のプリントを苦手とします。
また、色ごとに版を作らなければならないため、多色になると割高になります。ポリエステル素材にプリントすると色移りしたり、接ぎ目や段差があるところはインク溜まりや擦れが起こったりして、キレイに仕上がらないこともありますのでプリントしたい素材によっては注意が必要です。

シルクプリントの製版もデジタル化されている

シルクスクリーンとは、元はシルク(絹)を版に貼って原版としていたことからその名が付きました。
現在はナイロンやテトロンなどの素材が使用されていることがほとんどです。

製版は写真のフィルムを現像する方法と似ているので、暗室での作業や露光・乾燥の時間など様々な工程があり、熟練した技術が必要でした。近年はデジタル化が進み、どんな人でもクオリティーの高いデジタル製版が作れるようになりました。デジタル製版機はパソコンのデータをそのまま直接製版に反映出来るので、特別な技術は必要ありません。

水や薬品を使わない「完全ドライ製版方式」では、洗浄工程がなく環境にも配慮がされています。プリンター感覚で複雑な図案も簡単に製版出来るため、低コストでの導入が可能になりました。

シルクスクリーンプリントを始めるために揃えたい必要なものは?

シルクスクリーンをするためには、いくつか揃えておかなくてはならない道具があります。

製版機

シルクスクリーンプリントに必要な版を作るデジタル製版機。
枠に張ったマスター(紗)に熱で穿孔させて版を作ります。
スピーディかつ低コストで製版が可能なため、小ロットや多色刷りなどにも活躍します。

版数やプリントする機会が多い場合は低コストで製版が作れるので製版機の購入をお勧めいたしますが、製版機が高額で購入が難しい、所持しているサイズよりも大きなプリントがしたいという方には、製版して枠張りをしたものをお送りさせていただくことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

おすすめの製版機

    • シルクスクリーンプリンター マイスクリーンa4
    • Tシャツくんセット

      1台で製版からプリントまで出来るシルクスクリーンプリントのスターターセット
    •  最大製版サイズ:
      220×220mm
    •  ホリゾンインターナショナル
    • 詳細はこちら
    • シルクスクリーンプリンター マイスクリーンa4
    • MiScreen a4 ユーロパック

      コンパクトでスピーディなMiScreen a4のお得なセット
    •  最大製版サイズ:
      210×300mm
    •  理想科学工業(RISO)
    • 詳細はこちら
    • シルクスクリーンプリンター マイスクリーンa4
    • GOCCOPRO 100

      簡単操作で特別なスキルや経験が無くてもお気軽にスクリーン製版作製が可能
    •  最大製版サイズ:
      297×800mm
    •  理想科学工業(RISO)
    • 詳細はこちら
    • シルクスクリーンプリンター マイスクリーンa4
    • GOCCOPRO QS2536

      穿孔密度1200dpiのライン型サーマルヘッドを搭載。デジタル製版ハイエンドモデル
    •  最大製版サイズ:
      457×759mm
    •  理想科学工業(RISO)
    • 詳細はこちら

刷り台

インクをのせる時に使う台のことです。
ユーロポートでは1色・4色・6色刷りが出来るタイプの他に、省スペースで使えるスポット乾燥機付きの3色刷りもご用意しております。

乾燥機

インクを乾燥・定着させるために必要です。プリントのサイズに合わせて大きさを選びます。

インク

豊富なカラーや特殊プリント用にインクなど数多く取り扱っています。
Tシャツやトートバッグなどの布製品だけでなく、ポストカードやアクリルにも対応した、もの用インクもございます。

作業道具

・スキージー(アルミ製/木製)
枠内にのせたインクを均等に伸ばします。

・洗浄用手袋
版をキレイにする「インク洗浄液」は薬品なので、必ず手袋が必要です。

・Tシャツ固定粘着シート
生地を固定して、正確なプリントができるようにします。

・不織布(またはウエス)
主に機器の清掃やインク汚れのふき取り等に使います。

・コーキングヘラ
インクをすくって版やスキージーののせる際に使います。

・マスキングテープ
枠からインクが漏れたり、Tシャツが汚れたりしないようにカバーするために使います。

・両面テープ
スクリーンを厚枠に固定する際に使用します。

・インク保管用カップ
色を調合したり、余ったインクなどを入れたり保管する時に使います。


ご紹介した道具を揃えることでご自宅でも簡単にシルクプリントを始めることができます。
趣味でTシャツやタオルなどのオリジナルグッズを作りたい方にもオススメです。

***

シルクプリントは、耐久性も高く洗濯にも強いのが特徴です。
Tシャツだけではなく、タオルや金属などいろんな素材にオリジナルのロゴやイラストを入れられます。
ユーロポートでは、プリンター感覚で使えるデジタル製版機の使い方を動画でもご紹介しております。使い方のポイントなどもお伝えできますので、お気軽にお問い合わせください。

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