版を作ることなく、オンデマンド印刷ができるUVプリンター。
小ロット、他品種の消費者ニーズに合わせた印刷が可能な
UVプリンターが今注目を集めていることを知っていますか?
今回はそんな噂のUVプリンターをピックアップ!
既製品のものにそのままプリントできる厚物対応のフラットベッドタイプと
ロール紙に対応した大判プリント可能なロールタイプ、
両方の種類のUVプリンターをじっくりとご紹介していきましょう!
- 目次
- 1.UVプリンターの特長
- 2.立体的な既製品にも印刷可能なフラットベッドタイプ
- (1)アクリルキーホルダーを作ってみる
- (2)木の素材に印刷
- (3)紙に印刷
- (4)金属に印刷
- 3.大判プリントの可能なロールタイプ
- (1)ロールメディアでラベル印刷
- (2)ロールタイプでもアクリルキーホールダー作成
- (3)昼と夜で絵が変わる!?4層プリント
- 4.おわりに
UVプリンターの特長
冒頭でご紹介した通り、UVプリンターはパソコンからデータをプリンタに送りプリントする、
オンデマンド印刷が可能なプリンターです。
シルク印刷のように版を作る必要がないので、小ロットで比較的に安くプリントすることができます。
さらに、デジタルデータを直接出力するので、フルカラーのものを短納期で作成が可能なのです!
その他にもUVプリンターならではの特長がこちら↓↓
紫外線で硬化するUVインク
UVプリンターはUVライトを当てることにより硬化するUVインクを使用しているため、
受理層を持たない素材にもプリントすることができます。
そのため、これまでプリントが難しかったアクリルや金属、プラスティックなど、
多種多様な素材にも印刷することが可能になりました。
また、UVライトを照射した後、瞬間的にインクを硬化・定着させるので、
印刷後の乾燥などが不要で次の工程にすぐ移ることができます。
白インクと透明インク
UVプリンターでは白と透明のインクが使用できます。
白インクをカラーインクの前にプリントすることにより、
素材の色が黒や茶色のような濃色であってもカラーを発色よく印刷することが可能です。
また、アクリルなどの透明の素材の場合、カラーインクのみで印刷すると
カラーインクが透過してしまいますが、白インクをカラーの下にプリントすることにより、
透過しない、くっきりとした印刷ができます。
透明のインクは印刷した箇所に光沢感のある艶を出したり、
何層も重ねて印刷することでぼこぼことした立体感を演出することができます。
カラーインク、白インク、透明インクを使いこなすことによって、
これまでにない新しい表現が可能で、どうプリントするか試行錯誤をするのも楽しくなりますね!
それでは、早速UVプリンターで印刷をしてみましょう!
まずは立体物に印刷可能なフラットベッドタイプのUVプリンターからご紹介いたします!
▲目次に戻る