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【シルクプリント】乳剤製版をデジタル製版へ切り替えませんか?

2021年09月17日

乳剤版のシルクプリントを行っている方へ
短納期や小ロット作成で断ってしまう注文などはございませんか?

乳剤版からデジタル製版へ

シルクプリントは大量ロットの場合、コストと労力の面でトップクラスのメリットがある一方で、小ロットに対応しづらく、設備面で場所と初期投資が必要というデメリットもあります。

シルクスクリーンの印刷工程の中でその問題を抱えているのは「製版」の部分です。
「製版」をもっとシンプルにしてみませんか?

製版のみを外注する方法もありますが、シルクプリントは小ロットの場合は作成費用が見合わなかったり、短納期に対応できなかったりと、これまた悩みの種になります。

そこで近年主流になってきているのが「デジタル製版」です。
ユーロポートへのデジタル製版の問い合わせ数も昨年より140%増加しております。

☆今回の記事は以下のような条件の方に特に役立つ内容になっています。

  • ☑ 乳剤版でシルクスクリーンプリントを行っている方
  • ☑ 製版を外注している方
  • ☑ 小ロットの注文を断ってしまうことがある方
  • ☑ 短納期の受注も受けていきたい方
  • ☑ 月100~1000枚以上のウェア作成を行いたいと考えている方

★★上記に当てはまる方は
デジタルスクリーン製版を一度ご検討ください。★★

 デジタルスクリーン製版についてのお問い合わせ

短納期OK!スピーディに仕上がる「デジタル製版」とは?

デジタル製版とは、乳剤製版に比べ工数が70%カットされた製版の方法です。製版時間も早く、データ入稿から刷り始めまで10分で完成します。
下記の図がデジタル製版と乳剤版の違いです。

デジタル製版と乳剤版の違い

デジタル製版は乳剤版に比べ、工程が少ないことが一目瞭然です。
デジタル製版のメリットとして以下があります。

  • 工数の大幅カット ⇔ 乳剤版は、工数が多く時間も人件費も多くかかる
  • 作業場の省スペース化 ⇔ 乳剤版は紗張りや洗い場等広い作業場のスペースが必要
  • 水場を必要としない ⇔ 乳剤版は洗う工程があり、水場が必須
  • 電力消費大幅カット ⇔ 乳剤版は乾燥や露光で電力消費を多く必要とする

デジタル製版は、3ステップのみで版が完成します。乳剤版の際に行っていた乳剤塗布や露光などのシルクスクリーンの印刷過程が全てデジタルでの作業に置き換わりました。
デジタル製版機を導入することで、シルクプリントの生産効率を劇的に高め、工数を大幅カットすることができます。

デジタル製版と乳剤版の違い

デジタル製版では、紗張り機・暗室・乾燥機の場所・洗い場・置き版スペースが不要になり、作業スぺースを縮小することが可能です。シルクスクリーン専用の作業場が無いご自宅でデジタル製版を始められるお客様もいらっしゃいます。

デジタル製版は水場を必要としないので、洗い場の設置や水道工事の手配が不要です。シルクプリントの作業スペースをもっとシンプルに、簡略化することができます。
また、シルクプリントで使う薬品は強いものが多く、手荒れや環境汚染の原因に繋がってしまいます。世界的なSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一つとして、今後は環境に配慮したデジタル製版が推奨されていくと考えられます。

作業の省スペース化

乳剤版は電力を使用する場面が多い製版方法です。印刷のランニングコストとしての電気代も、長年積み重ねれば膨大なものになります。
デジタル製版であれば電力を使う場面がほとんどありません。シルクスクリーンの製版機を動かすための電源程度ですので、電気代を最低限に抑えることができます。

  • 困り顔の人
  • これまで乳剤版で作成していたけれど、デジタル製版が気になっている……。でも作業を簡略化してシルクプリントの魅力が無くなる心配はないの?

  • デジタル製版でもシルクスクリーンの刷り工程を人が行う点に関しては乳剤版と同じなので、現在の刷り技法やシルクプリントの独特の風合いはそのまま生かすことができます。

  • プロの担当者

他にも、現在シルクスクリーンでお使いの枠や刷り台、インク、スキージなどの作業道具をそのままお使いいただけるので、現在乳剤版でのシルクプリントを行っている方は初期投資を抑えての導入が可能です。

デジタル製版のデメリット

デジタル製版のデメリットとしてよく挙げられるのが、「スクリーンの耐刷性」です。
現在、いろいろな枠やスクリーンが開発されていますが、デジタルスクリーン製版機で出力された版は乳剤版に比べて耐刷性が低いのが現状です。
一般的な目安としては、1枚の版に対して1000ストロークが限度と言われています。

とはいえ、1000ストローク以上の注文の場合は同じ版を複数作ったり、大量注文の場合のみ製版の外注を行ったりと、工夫次第で十分に対策することが可能です。

ユーロポートではショールームでシルクスクリーン製版のデモンストレーションができますので、実際の製版工程やスクリーンの貼り具合などを、お客様の目で実際に確認していただけます。

オンラインデモンストレーションも受け付けておりますので、気になる点はお気軽にお問合わせください。

デジタル製版機の選び方

さて、デジタル製版の説明をしましたが、実際にどの機種のシルクプリンターを導入するべきか悩みますよね。

モデルごとの違いの一つとして、製版過程があります。 メッシュに製版した後に枠張りする①後張りモデルは、より家庭用プリンターに近い感覚で使うことができ、エントリーモデルとしておすすめです。
枠にメッシュを張ってから製版する②先張りモデルは、高精度の位置合わせができるので多色刷りにもおすすめです。

シルクスクリーン製版機を選ぶポイント
シルクスクリーン製版機を選ぶポイント

さらにデジタル製版機の選ぶポイントとして、以下の6つの項目があります。
本体サイズ・解像度・製版サイズ・重さ・製版スピード・予算

デジタル製版はシルクスクリーンの作業を効率化できるのが強みなので、特に製版スピードを重視して選ぶお客様が多くいらっしゃいます。

製版機ごとの違いをまとめましたので、是非ポイントごとに比較してみてください。

GOCCOPRO QS2536

  • シルクスクリーン製版機QS2536
  • 高精度・高画質 大判プロフェッショナルモデル

    ②先張りモデル

    海外で標準的な大判フレームに対応したデジタルスクリーン製版機。
    今後、大きな工場での刷り工程の自動化を検討している方や、シルクプリントの製版サイズの最大値を求める方はこちらの製版機がおすすめ。

    詳細はこちら

本体サイズ 解像度 製版サイズ 重さ 製版スピード
1,215×
800×
410mm
600×
1,200dpi
最小
10×10mm
最大
457×759mm
約71kg 200秒

GOCCOPRO QS1836

  • シルクスクリーン製版機QS1836
  • 高精度・高画質 A3プロフェッショナルモデル

    ②先張りモデル

    A3サイズの製版に最適なプロフェッショナルモデル。多色印刷の位置合わせ精度が高く、シルクスクリーンの製版サイズのニーズに合わせたフレームが選べる。シルクスクリーンで本格的なウェア作成を行う方はこちらの製版機がおすすめ。
  • 本体サイズ 解像度 製版サイズ 重さ 製版スピード
    1,215×
    800×
    410mm
    600×
    1,200dpi
    最小
    10×10mm
    最大
    350×759mm
    約70kg 200秒

GOCCOPRO QS200

  • シルクスクリーン製版機QS200
  • 多様なシルクスクリーン製版に対応 ハイスペックモデル

    ②先張りモデル

    Tシャツからタオルやトートバッグなどの小物まで多彩なサイズに対応。最も選べるフレームの幅が広いモデル。

    詳細はこちら

本体サイズ 解像度 製版サイズ 重さ 製版スピード
980×
720×
480mm
600×
600dpi
最小
100×100mm
最大
420×620mm
約67kg 240秒

GOCCOPRO 100

  • GOCCOPRO 100
  • プリンター感覚で簡単にスクリーン製版 エントリーモデル

    ①後張りモデル

    デスクに置けるほどのコンパクトさでありながら長尺製版が可能。10~800mmまで製版の長さを選べる。
    「電解マーキング」の付属品を加えてビジネスの幅を広げることが可能。

    詳細はこちら

本体サイズ 解像度 製版サイズ 重さ 製版スピード
500×
650×
385mm
600×
600dpi
最小
10×10mm
最大
800×297mm
約35kg 105秒

シルクスクリーン他関連製品のご紹介

製版のスピードがアップしても刷り工程や、後処理の乾燥工程が乏しいとせっかくの高生産機も性能が発揮できません。
シルクプリントには、生産性向上のための機械が多数ございます。

長台

デジタル製版機と相性の良い製品です。刷ったそばから自動追尾乾燥機が稼働し、すぐに乾燥が完了します。水性インクの際に使用されます。
長台の板の設置枚数はオーダーメイドで決めることができるので、作業場の広さやレイアウトに応じて対応が可能です。

詳細はこちら

4色/6色テーブル

こちらもデジタル製版機と相性が良いです。単色はもちろん、多色刷りの時にもおすすめです。
1色テーブル等と比べ、回転させて刷るだけなので位置合わせで時間がかかることがなく、プリント作業がよりスムーズになります。

詳細はこちら

熱処理機ARK(アーク)

ARK

ユーロポート自社開発の大きなコンベア式熱乾燥機です。
テーブル刷り台で刷ったTシャツやタオルをコンベア乾燥機に載せてインクを一気に乾燥させます。コンベアの回るスピードや温度の変更が可能です。

詳細はこちら

まとめ

これらの機械をデジタル製版機と同時に導入することで、生産効率を劇的に高めることができます。
シルク製版機と同様、ユーロポートのショールームでデモンストレーションが可能です。
多様な種類の製版機から選ぶ必要があるからこそ、ユーロポートのスタッフにお任せください!
お客様のご予算や納品希望日に合わせた最適な機種をご提案します。是非お気軽にご相談ください。

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